2021-07-04 19:11:58
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わいわいがやがや、ポリポリ、パリポリ。ゴクンゴク。美味しくて楽しい、おせんべいパーティーも、終わりに近づいたとき。
©楠木 結衣様
フニャァ。楽しそうだにゃ……。旅の途中、通りかかった黒虎猫さんと、眼鏡猫さん。レッサーパンダの店主さんたちは、どうぞいらっしゃいませ。と、おせんべいを配りました。
すると今度は、ヤマボウシの白い花が開いている、もっと上から。
ワレモ オチャ ノミタイ、ビヨヨヨヨ。
通りかかったUFOからお客様。バッカス星のタコ型宇宙人さんです。地球の平和を守るため、友好の為に、焼き立ておせんべいを渡した店主さん。
会場は満員御礼。どこのおせんべい籠も、すっかり空っぽになったとき。森のフェルト屋さんが何かを思いつきましたよ。
バッカス星人と顔見知りだったのか、ヒソヒソ。ひそひそ……。
「マカセトケ チカラカス、アマリン トハ ナカヨシナノダ」
ボリボリ!おせんべいを齧った宇宙人から、森のフェルト屋さんのあまりんに、ホロヨイバッカスパワーが!
シュッ!ポンッ!ビヨヨヨヨヨ!!
みなぎるパワーを受け取ったあまりん!神と交信をするために、カッコよく呪文を唱えました!(あまりんは、バッカス神の信者なのです!)
「バッカスの神よ!ほろ酔いの神よ!我の願いを叶えたまえ!」空から馥郁とした葡萄酒の香りが漂い、世界はロゼ色に染まります。
©天理 妙我様、遂にコンプリート達成です!
無事に記念撮影が終わりました。せんねんさんは、配られたそれを大切に風呂敷に包むと、楽しかった思い出を胸に、まんねんさんが何かしらやらかしているであろう、家に帰りました。
来た道を戻りつつ、ほっこりしていたせんねんさんは、今日は、まんねんさんとお土産話で盛り上がろう、と、優しく思っていました。そして家に近づくと。
甲高いギャン鳴きの声。とまんねんさんの喚き声。
「うるさいー!ちょっと早く取ったからって!お前も鳴くなぁぁ!」……、ああ!まさか鈴なりトママを採ったの?それで酸っぱ硬いから、家に持って入ってる!
↑完熟すると甘い夏野菜に変身。青い時に間違って取っても陽当りの良い場所に置いておけば熟れるが、その間ギャン鳴きしている。ひたすらうるさい!
「うるさい!パプリキャンに噛まれたところに、ひびくただろ!ああー!これ、どうしたらいいんだ!」
外に漏れるまんねんさんの嘆き声。それと……。
「パプリキャン!噛まれたのね!それに何!家から『陰気』が漂ってるわ!まさかまんねんさんは!」
せんねんさんは頭がクラクラしそうです。きっとまんねんさんは、まだ早いですよ。と昨日言ってるのに、山の畑に行って……。
夏大根を引っこ抜いて来たに、違いありません!これは大変です。まだ早いうちに引っこ抜くと、大根は……。
今宵幽霊に変身してしまいます!せんねんさんは、霊体化するのを阻止しなくては!家に向かって一直線!
今日が肝心要。太陽が落ちる迄に『れいこん』になるヒョロヒョロな夏大根に、お線香を上げて真言密教を唱えなければならないのです!
そうでないと、霊体化し幽霊になった夏大根は、萎れて干からびる迄、夜な夜な。うらめしや~。家の中をぷかぷか、浮いて彷徨うのです!
ほっこりした心持ちは、一瞬の内に消え去ってしまったせんねんさん。「キィー!まんねんさんの、バカァァァ!」
終わり(^O^)/
はっ!我に還った山椒でございます。
鈴なりトママ。
北海道でも苗を売ってるのですが、行きつけの産直では必ず
店員さん「まだ寒いけど大丈夫ですか?」
山椒「玄関フードがあるので大丈夫です」
店員さん「それなら大丈夫ですね。」
という会話になります。
寒い間は玄関フードで株から脇芽をどんどん摘み苗を増産。
確かにトママは収穫が早いと枝から離れてくれませんよね。
我が家のズッキャーニャは受粉されたかされないかで大騒ぎです。
「受粉されてないからもう食べちゃってくれ~」
「受粉も済んだしあと3日まて」
とか。
居心地が良くて騒がず黙って葉っぱの裏に隠れてドスズッキャーニャになってる場合もあります。
基本味は一緒。
夏れいこん、葉っぱも頭も大きいように見えたのに抜くとヒョロヒョロ。
我が家では葉っぱを美味しく頂く事で供養しています。