2019-06-11 22:04:07
|
コメント(5)
ふぉ!うずまき組のはしもと君は、ある日園庭の繁みの中で
すごいものを見つけました。ぷよぷよ、ぷよぷよ!小さきものが動いておりました。おお?これってまさかの、まさか?でも小さいー。
小さいぷよぷよちゃん達が、行進しているのです。何処かに進んでいるぷよぷよ達。はしもと君はその後をついていく事にしました。
何処にいくのかな?お外だと困るなぁ、お庭からそとには出ではいけません!て園長先生が言ってるし………オヤクソクを破ったら、オシオキですよー!といってるし、てか、オシオキ……何されるのかな。青い服きたトイチワちゃんが、それを聞くとやけに舌なめずりするのだけど………
こわ!何か怖いこと考えちゃった!プルプルと頭を振りました。怖ーいオシオキかもしれないから、お外なんかに出ないぞ!と心に決めると、あとをついていきます。
あ!大丈夫だった!アレ?お部屋に入るよ!えー?どうなっているの?はしもと君は、ドキドキしながらお靴を上靴に履き替え、お部屋に入りました。
ぷよぷよ達は、机の上で粘土細工をしている、お友だちのところに向かっています。お友だちの名前は、あまリっリ君です。お父さんとお母さんは、病気の人を治す専門の、良い魔法使いです。
はしもと君が出会った怖い魔法使いとは、全く違う人達でした。あまリッリ君は、手先が器用で粘土細工が得意な男の子でした。
「あ、おかえりー、お散歩楽しかった?」
ぷよぷよ達が彼の元に集まって行きました。ぷよぷよ達は、彼の魔法で創られたモノでした。あまリッリ君が、粘土に言霊を練り込み、形を創って行くと創り手が命じると、命を得て動く事ができるのです。
「ほぇー!これ君が創ったの?」
はしもと君はびっくりして、聞きました。うん、まだ大きいの創れないけどね、と彼はにっこりしました。でもね、僕のお母さんは、お台所でとんでもないの創るときがあるんだよ!聞きたい?と、はしもと君に聞いてきます。
「どんなの?知りたい!」
はしもと君は、丸い目をキラキラさせて、答えました。お母さんが創ったの、だから僕も呼べるの、その辺飛んでるのだけどな………ちゃんと呼ばないと怒られるから……、
「おおーい、牡蠣フライドラゴンおいでー」
ハイ?カキフライドラゴンって?なに?そんなの、いるのか?それに目点になるはしもと君、ニコニコしながら、開けられている窓を眺めるあまリッリ君。そして……
カキフライ!カキフライ!ワレハカキフライーじゅわわ!ジュワわー!と、それがお部屋に入って来ました。
続くー
ときおり覗いておりまする(^ω^)
かきどら、ちょっと好きです。いかつい目が良い(*´∀`)♪
お話には出てませんが、かんきつ妖精と野菜のネコさんも好きですね❤